JARL QRPクラブ会報 2017年11月30日発行 vol.60-06
JARL QRPクラブ会報 2017年11月30日発行 vol.60-06
No. | 2017年11月号 目次 | コールサイン | 筆者 |
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1 | 【お知らせ】 JARL QRP CLUB 社団局開局 | JE1ECF | 斎藤 毅 (Tsuyoshi Saito) |
2 | 【運 用】 信濃丸「--・-」連打の巻 | JR3ELR | 吉本 信之 (Nobuyuki Yoshimoto) |
3 | 【製 作】 6MHz帯・VFOのいたずら | JE1ECF | 斎藤 毅 (Tsuyoshi Saito) |
4 | 【製 作】 ハムフェア2017で購入したキットのケース組み込みとFT-817用ケーブルの製作 | JA3HKR | 吉田 清和 (Kiyokazu Yoshida) |
5 | 【レポート】 11月の秋葉原 QRP懇親会は伊豆多賀で・・・。+α | JE1ECF | 斎藤 毅 (Tsuyoshi Saito) |
6 | 【お知らせ】 | JA8IRQ | 福島 誠 (Makoto Fukushima) |
7 | 【編集後記】 | JR7SOX | 菊池 弘二 (Kohji Kikuchi) |
8 | 【編集後記】 | JA8IRQ | 福島 誠 (Makoto Fukushima) |
【お知らせ】 JARL QRP CLUB 社団局開局
#0696 JE1ECF 斎藤 毅
クラブでは、過去にQRP特別記念局で使用していたリグの有効活用を考えていました。
これを踏まえて、クラブ社団局設立の運びとなり、2017年11月1日に「JQ1ZYG」が発給されました。現在の装備はFT-817が2台です。
開局準備ではJR1QJO矢部さんに尽力していただきました。今回は、速やかに開局できるよう総通直に技適機種単体での申請を行いました。今後は所有の技適以外の機種も登録予定です。
今後、技適以外の機種の登録にはリグの点検やスプリアス測定など必要になってくると考えられますのでその節はクラブ員の協力をお願いいたします。
なお、現在、運用方法やリグ貸し出しのルール等は明確化されていません。矢部会計にリグの管理をお願いしておりますので当面、運用希望の際は矢部会計または斎藤にご連絡ください。メールの場合は福島会長、矢部会計、斎藤へCC願います。
つづいて、開局に伴うイベント等は以下に掲載します。(申込は斎藤まで)
- EQT-1、JP60をそれぞれ1台クラブ機として提供します。未組み立てにつき、製作していただける方を募集します。
- 開局記念2018年卓上カレンダー(ハンドメイド)を配布します。(先着15名)希望者は申込時、自局の免許年月日(西暦)を申し出ください。
- 小笠原でのJD1ペディションメンバーを募集します。(4~5名)渡航は5月末~6月の一航海。(3月頃に確定)
※初運用は11月11日に熱海市伊豆多賀で行いました。
【編集部から】
長年の懸案事項であった旧特別記念局用のリグの扱いが決まりました。会員のみなさんで楽しくお使いいただければと思います。
福島会長、矢部会計、斎藤副会長の3名あてのメールアドレスは役員あて「yakuin@jaqrp.net」をお使いください(@は半角@に置き換えてください)。役員3名にメールが転送されます。(JA8IRQ)
【運 用】 信濃丸「--・-」連打の巻
#0033 JR3ELR 吉本 信之
今回は百年の時を超えての通信実験、信濃丸の第一報を受電解読した西海の孤島に渡海しての打電と実験です。
火花放電で百海里??
昔々横須賀の岸壁で三笠艦内の三六式火花・コヒーラ検波印字機のレプリカを見たときに素朴な疑問を感じました。
「火花放電器をを船舶のマストに張った電線につないだくらいで本当に20海里、40海里離れた印字機の鉄片が動く?」
「QSBもあるのに打刻した線見て復調できる?
「「対馬までの百海里なんて電離層の機嫌が余程良くなっても無理でしょ。」
「同調回路なんて無いから同時複数個所から応電や転送打電したらと印字線の長さと断続だけで文字の判読なんてできないでしょ。」
「何で1905年5月27日午前4時45分五島諸島沖の信濃丸発の第一報「ネ」連打が50海里を超えた東シナ海に突き出た五島市復江島最西端の大瀬崎海軍望楼の印字機を動かせたんだろう。」
この疑問の数々を現世に居る間にすっきりしたい。来年5月27日を待ってなんておられず、飛行機を乗り継いで第一報の受電地へ猪と鹿に道をふさぐがれながら行ってきました。(写真1,写真2)
【写真1】大瀬山望楼跡
【写真2】大瀬岬
そのとき奇跡が
大瀬岬に立ってみても「障害物無の近距離海上伝搬だったんだな」ということくらいしかわかりませんでした。真の理由を体験させてくれたのは翌日、北の若松島に渡海して逗留しての一夜の出来事でした。
あきらめてく信濃丸の打電開始時刻あたり、翌朝5時を次の運用開時刻と定め仮眠の床へ。しかし翌日の夜明け前もS9+のノイズは収まりませんでした。
112年前の1905年5月27日の早朝のお空もこんな具合だったのかなと仕方なく「-・-・」「--・-」を連打すること1時間。外が白み始めた6時8分突如ノイズを突き破りJA1SKEから始まるパイルが発生しました。
以降到達距離が延びていき6時44分には本州北端の青森までFT817のQRP交信が成立し6時57分突如全てのコールが途絶えパイルが止まりました。
【写真3】S9のノイズを突き破り
5月27日の日の出時刻は5時15分前後、今回の日の出時刻は6時25分です。どちらの伝搬も信号到達開始が日の出30分前から始まり急速に到達距離を延ばしています。信濃丸が打った放電火花式の中波帯B電波の断続は日の出前後のグレーゾーン伝搬と絶妙に重なったことで先ず最短距離の大瀬崎望楼の印字機を動かし、夜明けとともに対馬南側望楼そして北側望楼の印字機を動かし到達距離をのばしていきます。
もしこの絶妙な伝搬の時間帯を外した打電だったら各所に急造した望楼の印字機の出した印字線が解読できなかった可能性が高い奇跡の伝搬だったと体感し長年の疑問の一つが解決しました。
このグレーゾーン伝搬の時間帯しか本土で聴き取れない現象はQRPと2階の窓枠ラジアル+20m垂れ下がりLWのカスカスてーげー信号だったからの起きたこと。今回の疑問すっきり再現実験に夜明け前からワッチして鬼気迫るコールをいただいた本土の各局に感謝いたします。
【写真4】国際電信事始め
【編集部から】
吉本さん、ありがとうございます。
むかし、私の札幌の自宅のご近所に住んでいたJA8AAA津村さん(SK)は、その昔、デンカンに勤めていらしたのでいろいろと時効になった昔話をお聞きしました。戦後しばらくして船舶の無線機の点検をしたら予備機として火花式送信機があってびっくりしたとのことでした。
火花式送信機の原理については『火花式送信装置』(復刻PDF記事) (無線科学大系誠文堂無線実験社,1930 年 5 月第 8 版)がラジオ温故知新というサイトに収録されているのを発見しました。
交信時のRSTでT(音調)を聞かれるのは安定した正弦波を作るのが難しかったころの名残ですね。
次回の冒険リポートを楽しみにしております。(JA8IRQ)
【製 作】 6MHz帯・VFOのいたずら
#0696 JE1ECF 斎藤 毅
北海道ハムフェアで入手したHFモノバンドSSBトランシーバー基板とセットで使用するVFOがほしくなったので製作してみることにしました。
このモノバンド基板の作者は札幌QRPミーティングのJH8LDW篠原OM、回路原案はクラブメンバーのJG3ADQ永井OMになります。基板はもともと21MHz機を想定しSSBラダーフィルターは8.7MHzクリスタルを使っていました。しかし、8.7MHzクリスタルの入手ができないことから、原案(永井バージョン?)を参考にして12MHzクリスタルを使ったラダーフィルターとしました。
今回の最終目標は18MHzトランシーバーであることから6MHz帯のオシレーターが必要となり、ネットサーフィンをしているとJJ1WKN佐藤OMのVFO回路が目にとまり製作を開始しました。
手持ち部品の関係でバリキャップはFC54M-5(注1)、トランジスタは2SC372(注2)を使用しました。
製作後、周波数を測定すると5.6~5.98MHz台となり希望する周波数帯域に届いていませんでした。
このことからL01の巻き数を26回から25回に変更すると上限が6.3MHz台となりました。
次にD01に掛かる電圧5V時の周波数(上限)を6.2MHz付近に設定するためCを調整しました。
当初、Cは30pFのトリマーを使用しており、同周波数での容量は約10pFであったことから、のちに積層セラミック(温度特性NP0)10pFに変更しました。(変更後の実測値6.194MHz)
続いて下限周波数を設定するにあたり、希望周波数6MHzの時のD01に掛かる電圧を測定すると約2.2Vでありました。
このことからVR01のGNDにつないでいる箇所に抵抗を入れ、下駄をはかしました。
たまたま、思いつきで机上に転がっていた4.7KΩを挿入して下限周波数は6.063MHzとなったことからOKとしました。
周波数の可変幅は実測で6.063~6.194MHz。
【図1】6MHz帯VFO ECFバージョン 参考 JJ1WKN VFO
注1: FC54M-5は「電子部品のラジオハウス」(福岡県)で入手可能。
注2: 2SC372はTO92タイプで中身は2SC945また2SC1815と思われる。過去に「池田電子」にて2,000個3,000円で入手。なお、オリジナルのハットタイプのものは最近、秋葉原にて60円程度で入手可能。
QRHは以下のとおりです。なお、VFOの安定度については今後OM諸氏にアドバイスをいただきたいと思います。
【図2】周波数偏移グラフ その1
【図3】周波数偏移グラフ その2
余談ですがHFモノバンドSSBトランシーバー基板のフィルター部をハンダ付けした後に「サトー電気」のwebサイトにて12.096MHzクリスタル(HC49US)【@150円、10個で1,240円】を発見しました。6.144MHzクリスタルを使用したVXOを組み合わせれば・・・本末転倒?ちょっと残念。
DDS・VFOのキットは私蔵しており、またVXOはたまに手がけていますがVFOの制作は初でした。
以上
【編集部から】
おお、今どきアナログVFOに挑戦とは! 風の影響とかがありそうですね。次のリポートをお待ちしています。(JA8IRQ)
【製 作】 FT-817で楽しもう!
「ハムフェア2017で購入したキットのケース組み込みとFT-817用ケーブルの製作」
#0982 JA3HKR 吉田 清和
他クラブのキットの話で恐縮ですが、ハムフェア2017のA1クラブブースで頒布されていたキット”MKCD2016 The Code Weapon”を入手し、ケース組み込みとFT-817用のケーブルを製作しましたので紹介させていただこうと思います。
このキットは、4チャンネルのメモリーキーヤー機能とCWの復号機能があります。大変人気のようで、ブースに直行しましたが午前の部は既に売り切れ、午後の分に1時間近く並んでやっと入手できました。
キットの形態は、プリント基板の1段上に液晶表示パネルが乗り、基板上にタクトスイッチ5個、半固定VR3個、入出力ジャックが3個つきます。これに別途3Vの電源を用意する必要があります。机の上での使用はこれで十分できるのですがFT-817と一緒に持ち出すには実用的ではありません。そこで、電源も含めケースに組み込むことにしました。
【写真1】キットの部品一式
ケースですが、キットの大きさと操作スイッチ、電源の電池ボックスなどを考慮して(株)タカチ電機工業のSW125Sを選びました。(株)秋月電子通商には液晶パネルのウインドウ穴の開いたものも販売されていますが、少々高価なのと後述の理由ですべて自前で穴開けをしました。
ケースに組み込むには、プリント基板上で操作するタクトスイッチ5個、半固定ボリューム3個のうちよく操作する2個、電源スイッチを別途用意し、基板との間を配線接続する必要があります。入出力ジャックは基板上に取り付けた状態で使用することにします。
ケース表面をセロテープを貼って保護し、細いサインペンで穴開け位置を記入していきます。上面の液晶パネルの窓と後面の入出力ジャックの穴は互いに関係しているのでどちらもちょうどの位置になるよう慎重に決めます。
タクトスイッチは別途購入したものを、細長く切ったガラスエポキシ基板に均等に配置し両端を2㎜の皿ネジで固定する方式としました。スイッチの間隔をノギスで正確に測りケースに穴を開けます。ただしスイッチのボタンが結構グラグラなので僅かな誤差は吸収されるようです。
これ以外に、電源スイッチ、速度調整とスレッショールド調整用の2個のボリューム穴、半固定VR調整用の時計ドライバーの入る穴、サイドトーン用発音子の穴などを開けました。
【写真2】ケースと基板の加工
電源は3Vが必要なので単4電池3本の電池ホルダーから低損失3端子レギュレーター3Vを通し供給しています。
使用するには3つの入出力ジャックにそれぞれパドルキー、リグのキーイング端子、音声信号の入力をつなぎます。
ここで問題は音声信号の入力です。FT-817のヘッドホン端子に接続すると信号が聞こえなくなってしまいます。ヘッドホン信号の分岐用ケーブルを作る手もありますが使い勝手はよくなさそうです。
そこで取説をみて、後面にあるDATAコネクタから信号がとれそうなのでケーブルを製作してみました。
6PのミニDINコネクタが必要ですが、VRの位置に関係なく一定レベルの信号が得られるので好都合です。
【写真3】FT-817用ケーブル
【図1】FT-817用ケーブル接続図
【写真4】外観
完成した外観を写真4に示します。液晶が少し奥目なのと液晶の特性から少し手前に傾けて使用することから、ケースの後ろ側に何か足のようなものが欲しい感じです。
【写真5】QSLカード
【編集部から】
吉田さん、製作報告をありがとうございます。キットをつくってもケースに入れるのがまた一苦労なのですが、きれいに組み込んでますね。ケガキ方法など参考になります。(JA8IRQ)
【レポート】 11月の秋葉原 QRP懇親会は伊豆多賀で・・・。+α
#0696 JE1ECF 斎藤 毅
2017年のクラブ全国集会は北海道札幌にて懇親会形式で行いました(vol.60-05を参照)が、
複数のQRP懇親会の常連より、「北海道は行けないけど、伊豆で集まりたい」とのリクエストもあり、9月から準備を始めて11月11~12日に行いました。
例年のクラブ全国集会と比べると参加人数は2/3程度の11名でしたが皆さんそれぞれ楽しまれたようです。
参加者は以下の通り
JE1UCI 冨川さん、JK1LSE 本田さん、JR1KDA 岩崎さん、JR1QJO 矢部さん、
JA2JWO 石垣さん、JA2NBC 露木さん、JP2LOA 原畠さん、JR3DKA/1 大原さん、
JA5DIM 林さん、JA6IRK/1 岩永さん、JE1ECF 斎藤。
今回のオークションでは40品ほど出品があり、名物?干物セットをはじめ、マグネチックレシーバのキット、IFTコイル、複同調コイルや各種パーツ、各種無線機などがあり、FT-757GXII 2台セットを2k円で落札した方もいました。(電車で来た方なので、重いということで1台を他の方に譲って、お持ち帰りとなりました。)
例年、オークションでは珍しいものが数多く出品され、破格値で落札されるケースがあります。出品者の思いはクラブ員ならきっと活用してくれるだろう、場が盛り上がればOKということで儲けを考えずにいます。ということで落札品のインターネットオークション等の転売は厳禁です。
【写真2】JQ1ZYG開局記念移動運用
集合前・解散後には個人コールでの移動運用をグループで楽しまれた方々もいました。
全国集会等での宿泊先の第一条件はアンテナ設営可です。今回、宿では7MHzワイヤーDPをはじめとしてアンテナ設営を行いました。
ハム談義・宴会・オークション等で無線運用時間が取れず、MLで告知した社団局(JQ1ZYG・FT-817)でのサービスは国内が開けているであろう時間にできませんでした。幸いにもJAPAN INTERNATIONAL DX CONTEST (PHONE)が開催されており、QSO実績は7MHzSSBにてW局が1st QSO、翌朝、アンテナ撤収前に21MHzSSBにてCX局とQSOできました。(カツカツでしたが相手局の耳に感謝です。)
なお、21MHzのアンテナはハムフェアで展示したCBロッドアンテナ改造(21MHz版)のDPでした。
【写真3】CXを射止めた21MHz・DP
【写真4】宿から望む初島
12月の秋葉原 QRP懇親会は忘年会です。事前申込制で新宿にて行います。MLにて参加者募集中です。
【編集部から】
斎藤さん、伊豆レポートありがとうございます。それにしても、QRP 5WのSSBにダイポールで地球の裏側というのはすごいですね。幸先の良いスタートになりました。(JA8IRQ)
【お知らせ】QRPクラブからのお知らせ
#0678 JA8IRQ 福島 誠
◆ アワード担当より
JG5DHX小野さんよりQRP100局/Wアワード 特記事項:愛媛県の申請がありました。
精査したところ、アワードの規定に合致しておりましたので発行します。
アワード担当 野村/JH3VAA
編集後記&近況報告
#1099 JR7SOX 菊池 弘二
◆いただいた原稿の記述のなかで一部の企業、団体や個人のwebページなどで、参考になりそうなページへリンクを追加しました。基本的に「ホームページを一般公開している」、「ブログを一般公開している」等のwebページへリンクさせようと思っています。
当該執筆者やweb開設者がこれらのページを削除したり移動した場合はリンク切れになるかも知れません。これらのフォローは致しかねます。ご容赦を。必要なら追跡や検索をお願いします。
◆FT8モードを追加すべく変更届を提出しました。F1Dは免許されているのですぐにもQRVしたかったのですが、シャックの模様替えで自作USBオーディオアダプタを壊してしまいました。RTTYやJT65を運用しようとバラックで組んだものなので、移動に弱かったのです。
動けばそれで良しという悪癖が原因でした。
編集後記&近況報告
#0678 JA8IRQ 福島 誠
JARL渡島檜山支部でQRPをPR
私の地元のJARL渡島檜山支部から依頼があり11月19日(日曜)午前にQRPについてのミニ講演をやってきました。
【写真1】QRPについて語るJA8IRQ(転載許可済)
当日朝に雪が降ったこともあり、会場の亀田公民館の会議室に集まったOMさんたちは予想の半分の8名程度でしたが、QRPという未知の世界に興味を持っていただけたようでした。
話を聞いてた人の意見の中で、ああそうかと思ったことが一つありました。
『最近、高齢化してシャックをすべて片付けて無線をやめてしまう人がいる。QRPなら最小限の設備だけを残して無線を続けることもできるかもしれないな』
というものでした。老人施設の中庭でモービルホイップをつけた車いすを介護士に押してもらってFT817で交信する、というのが私の考える最晩年の無線スタイルなのですが、QRPのこういう側面はもっとPRしても良いのかなと思いました 。
なお、JARL渡島檜山支部のWEBにはこのときの講演の模様が紹介されています。
◆12月号の原稿を募集中です。あなたの実験、製作、運用レポート、小ネタなどを12月15日ころまでに編集部あてお送りください。パソコンが苦手な方は福島あて直接の郵送でもかまいません。(住所はMLや紙版会報などで確認してください。)宛先は qrpnews@jaqrp.net (@は半角@に)です。