JARL QRPクラブ会報 2018年 7月31日発行 vol.61-04
JARL QRPクラブ会報 2018年 7月31日発行 vol.61-04
No. | 2018年 7月号 目次 | コールサイン | 筆者 |
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1 | 【製 作】 「1000Km/Total Powerアワード」挑戦記録 | JG1SMD | 石川 英正 (Hidemasa Ishikawa) |
2 | 【運 用】 西表島は避暑地の巻 | JR3ELR | 吉本 信之 (Nobuyuki Yoshimoto) |
3 | 【製 作】 タッチ・パドルの製作 | JA1XFA | 田島 建久 (Michitaka Tazima) |
4 | 【小ネタ】 イヤホン用インピーダンス変換アダプタの製作 | JA0IXX | 赤羽 史明 (Fumiaki Akahane) |
5 | 【お知らせ】 QRPクラブからお知らせ | JA8IRQ | 福島 誠 (Makoto Fukushima) |
6 | 【編集後記】 | JR7SOX | 菊池 弘二 (Kohji Kikuchi) |
7 | 【編集後記】 | JA8IRQ | 福島 誠 (Makoto Fukushima) |
【製 作】 「1000Km/Total Powerアワード」挑戦記録
#0988 JG1SMD 石川 英正
このたびQRPクラブの「1000㎞/Total Powerアワード」を達成できました。もちろん自作機が必要でした。昨日送られてきた賞状を見ますと#47、前にいただいた「QRP100局/Wアワード」に比べると先達が多く驚きました。やはり技術的な興味を惹く賞なのですね。
さて4年前の春に、やっと安定して交信できるDSBのトランシーバーを製作できるようになりました。出力は300mW(ファイナルはRD00HVS1)、どれだけ電力を消費しているかまったく想像もしていませんでしたが、とりあえず直線距離が100㎞を超える距離の局との交信ができ有頂天になりました、たしか2エリアの移動局で富士山の5合目からQRVしておいででして、これが私のQRPp自作機に向かうきっかけとなりました。
当初、このトランシーバーを使って、出力1Wあたり100局(交信あたり送信出力の逆数の合計が100)のアワードに挑戦しましたが、効率が悪いので更に出力の小さいトランシーバーを製作しました。これが100mWの自作機と25mW出力のポケロクでした。
昨年の夏、偶然ポケロクで今回の交信相手でもあった長崎県五島市のJE6AVT局と交信ができました。Esが出ていたもののJE6AVT局はCQを出し始めたところで、ほかにコールする局がなく、あっさり25mWの自作機で1000㎞先の局と交信することができてしまいました。これには舞い上がったのですが、VHFで伝搬異常があると「こんな遠方の局と交信できてしまう」ということに驚きました。折しもハムフェアがあり、クラブ懇親会の席でこの話を報告すると、「アワード行けたんじゃないの?」との話。
帰宅してからポケロクの消費電力を測ってみたのですが送受合計で1000mWを軽く超えておりとても条件を満足していませんでした。なぜだったのでしょうか。
実は私のポケロクは利便性優先で、リレー2個を使いPTT化してあったり、LEDインジケーターを付けていたりと電力ばかり使う仕様になっていたのです。
ただ、一度交信に成功しているので20mWくらいの出力が取れて、送受信時の消費電力が合計で1000mWを十分下回るようなトランシーバーを作ることができれば1000㎞くらい先の局との交信でOKだ、という目標がたちました。もちろん自作しかありません。回路はJF1RNR今井OMが著書で発表しておられるSBMを使ったDSB機を参考にしました。ICを使うよりもディスクリート部品で組んだ方が消費電力を小さくできるのではないかと考えたからです。送受の切り替えはトグルスイッチを使用し、電源・送信表示用のLEDは結線を容易に外せるようソケット化しました。これで結構な電力をセーブできます。この結果送受信合計で641mWに仕上がり、送信出力は25mWとなりました。受信部のAFアンプにはLM386を使っていますので、ここもTr1石で組めばもう少し抑えられたのではないかと思います。以下にブロック図を示します。
【図1】ブロック図 終段は2SK241/1石で25mWを出しています。また出力は2段のπ型フィルタを通していますが目立った減衰はありませんでした。
【写真1】トランシーバー・ケース内部 左が本機、右はポケロク改造版
セットは今年の2月に完成しTSSの保証認定を経て総務省に申請しています。
春になってからぼちぼちテストを始めましたが、2エレHB9CVとの組み合わせで、関東の山岳移動局とは十分に交信できることが分かりました、距離にすると直線距離で100km程度です。消費電力0.64Wですから1000㎞/TotalPower達成のためには概ね広島以遠の局と交信できればよいことになります(自宅は千葉県習志野市)。これはさすがにEsが出てくれないことにはなんともなりません。
今年のEsは始まりのころはあまり勢いがなく「太陽黒点サイクルのボトム近くとはいうものの今年のEs大丈夫かな?」という不安がありましたが、4月も下旬になると徐々にNICTのホームページが赤く染まるようになってきました。
連休の中ごろ5月5日は、朝から6mを聞いていたのですが、強いバズ音が入りEsによる伝搬異常が期待できそうな雰囲気です。早速自作25mW機をアンテナにつないで聞いていると何か月も前に交信したJE6AVT局が聞こえています。信号はとても強くAGCのない受信機ではうるさいくらいに強く聞こえてきましたが、コールする局も多くQRPpではとても敵いそうもありませんでした。それでも何回かコールしたところ幸いピックアップしていただけhis 59 ?my57で交信が成立しました。地形や電離層の状態、相手局の設備やコールのタイミングなど偶然が重なった結果でしょうが、再び1000㎞も先の局とQRPp出力で交信できたことは驚きでした、しかも昨年と同じ局でしたので尚更でした。
その後、翌日には北海道の2局と交信ができ、こちらも1000㎞/TPの条件を満足するものでした。25mWもあるとずいぶん遠くと交信できてしまうのですね。
VHFの電離層による伝搬異常はとても興味深いものです。ただ、簡単なダイレクトコンバージョンの受信部ではとっても大変、バズ音の中に埋もれてしまい聞き取るのも必死で耳を傾けないといけません。この時ばかりは AGCやノイズフィルタの恩恵を思い知りました。とりわけEsが安定していないとAGCのない受信機ではかなりなQSBを体験できます。また市販のトランシーバーで聞こえてくる強い信号が、DC受信機では本当に一番強く聞こえてくるとも限りません。
【写真2】 本機フロント
今回のアワード獲得を目指して製作したトランシーバーはコンパクトで、消費電流も常時30mA程度と、単3電池8本の運用で何時間も楽しめます。送受切り替え操作がすこし面倒ですが、山歩きの伴にはうってつけです。ACコードを利用して釣り竿に沿わせて保持するGPアンテナも作りましたので、アンテナもコンパクトに展開できるようになりました。今度は山の上からQRPpでQSOを楽しみたいと考えています。なお水晶発振子は差し替え式ですので割と広い周波数に対応可能です。
これと同じ構成で18MHz用も作りました。出力は30mW、さてこれで海外と交信し記録を伸ばしたいと思っていますが、まだQSOにすら成功していません。HFはHFで難しいですね。
今回のアワード獲得では 私の弱い信号と交信してくださりその後の面倒なSASEでのQSL交換に応じて下さったJE6AVT田中OM、回路図を参考にさせていただいたJF1RNR今井OMにこの紙面をお借りして御礼申し上げます。
【編集部から】
「1000㎞/Total Powerアワード」記録達成おめでとうございます。QRPの王道というべき難しいアワードです。今までに取られた方はCWが多く、Phoneは数えるほどです。(JA8IRQ)
【運 用】 西表島は避暑地の巻
#0033 JR3ELR 吉本 信之
都市排熱で40℃に達した灼熱状態の本土を逃げ出して四半世紀近く通い続けた31℃の西表島で避暑打電してきました。
1.島のインフラ
八重山諸島の発電所は石垣島、与那国島、波照間島にありますが、石垣島から殆どの島へ海底送電しています。
飲料水は波照間島と与那国島が島内自給です。石垣島から竹富島へ、西表島から残りの島へ海底送水管で送水しています。水道水は塩素処理していますが波照間島を除き膜ろ過ではありません。レプトスピラのり患地帯でもあり絶対に煮沸しない川の水や湧き水を飲んではいけません。今回もペットボトル水を買い込んで常飲していました。マラリアは根絶していますが、蚊には適温状態の島内はマラリアやデング熱の媒介蚊が元気よく飛んでいます。身体へ忌避剤のディートを塗布し、島にいる間はどこでもベープを寝る時も身に着ける完全防備を通し全く刺されずに過ごしています。
携帯は島の4割程度で3社とも4Gが使えますが、中継の安定性と速度の面でdocomoとAUをお勧めします。医療機関は祖納に診療所があります。(写真1)
郵便局は祖納と大原の二か所にあります。
【写真1】 島の診療所
2.生物
サキシマハブ(写真2)、マダラサソリ、ヤエヤマサソリが年中宿の周りに生息し、浜辺はハブクラゲが打ち上げられて干からびています。絶対に島サバ(ビーチサンダル)如きの軽装で歩かないでください。
珊瑚はクラゲと同じ肉食性刺胞動物です。毒性の強弱はありますが皮膚の薄いところに触れると真皮まで針が貫通しハブクラゲ並みの強い症状が出ますから生きた珊瑚には絶対に触れないでください。
夜の屋外は特に危なく静かに室内で無線機と共に過ごしましょう。
【写真2】 サキシマハブ
3.運用結果
(JIA47-144西表島)
先ず島の西海岸にある祖納集落近くの西表漁港で運用してみました。(写真3)
【写真3】 西表漁港打電
岩質から予想した通り電波が吸収されてしまって本土からの信号が全く聞こえてきませんでした。あきらめて本土に面した東海岸の中でも比較的ロケーションが良い上原小学校前のスラブ屋~(すらぶやー:標準語訳コンクリート造り)の宿(写真4,5)に入り40mLW/1.5mH植栽の上に乗せただけのLWを展開し、ノイズ対策用に持参したTDK/ANF-106Uアモルファスコア式コモンモードフィルターを電源に装着して運用を開始しました。しかし、この強力なフィルターを通してもノイズは10MHzから下でS9+に達しました。仕方なく21MHz未満はエネループ8本2.5Wで運用しています。
【写真4】 上原打電
翌日は島一番のロケーション野原(のばる)崎展望台(写真6)に移動し5W/40mLoop/2mHで運用しています。
釣果は上原のスラブ屋~が7MHz/2.5Wで19局、21MHz/5Wで7局、野原崎が10MHz/5Wで8局、21MHz/5Wで2局でした。ノイズ対策で止む無く2.5Wで打電しましたが2000km離れた本土で聞き取った皆様の執念と念力に感謝いたします。
【写真6】 野原崎展望台
【編集部から】
八重山というと、すばらしい民謡の数々が浮かんでくる私です。最南端の島の次はぜひ北にも・・(JA8IRQ)
【製 作】 タッチ・パドルの製作
#0178 JA1XFA 田島 建久
JA1XFA 田島@入間市です。QRP/CWで遊んでいます。
縦振り打てず、和文出来ずのヘタレ爺じですが、チマチマと自作するのは大好きです。
ろくな機械加工スキルもありませんし、工具も無いので複雑なものは無理ですが、運用に関わる小物を自作して楽しんでいます。
作ってみるといろいろな心配も出てきましたが、こんないい加減?な回路でもタッチパドルが出来た、というレポートです。
最近マイクロスイッチを使ったキーヤ用のパドルを数個作りました。
製作、などと大袈裟なものではなく、スイッチを2個重ねて接着しアクチェータに指当て(正式名称不明)を着けただけですが、結構実用性があります。
これを主パドルとして運用するのはちょっと悲しいですが、移動運用などの際の緊急予備パドルには最適でしょう。
で一段落したので、また次回作を考えた次第です。
巷の噂では“タッチ・パドル”なる可動部分の無いパドルがあるそうな。
早速ネットで検索したら韓国製のVY FBなのが見つかりました。
格好はVY FB、当然価格も・・・爺じは年金のみで生活。故に無線出力もQRP・・ カタログでFBな製品が輝いています。欲しいです。けど・・無い物は無い・・・・
メカの可動部分の製作なんて難しい。ピボット軸受けを作れれば縦振り電鍵だって、パドルだってできる。
でも道具が無いから蝶番で代用?。・・・・。アイデアは素晴らしい。でも・・
発想を転換。可動部分を無くせば良いだろ?。でネット徘徊。上記を発見。
こういう製品があるなら、☆ンチャーとか☆HDキーとかのメカ製パドルを真似て作ろうとして、自家製パドルの機械的加工に苦しまず、パドルが出来るのではと思いました。
自分なりにパドルに必要な条件を考え、組んでみたら完全ではありませんが、結構使えるものが出来たので投稿した次第です。
動作として必要な条件
センサー電極にタッチすると回路出力が0V(グランドレベル)になる回路が必要。
ネットのHL製品には充電池が内蔵されていて500時間稼動とのこと。つまりそれなりのスイッチ回路を内蔵なのだろう。 →ならば当局は“無電源”でやったる。
実際には能動回路なら電源は必須だが、今回はキーヤのパドルだからキーヤから電力を貰って稼動すれば良い。
ただし貰える電力は微小レベルだから、複雑な回路ではダメ
センサー回路の入力は、触るオペさんの身体に誘起する交流ノイズを利用する。
で、考えたのが以下の回路。
【図1】回路図 |
【写真1】動作確認中 |
これ以上簡単な回路は多分無いでしょう。【写真1】の画像を見て下さい。
さて、完全に半信半疑でバラックで回路を組み・・
正直に言いますとキーヤに繋がっているパドル(HI MOUND MK-703)の接続端子へトランジスタの足を共挟みし、ベースに触れて見た訳です。
あっけらかん、とドットもダッシュも正常送信・・。
こんな“回路”と言えないような“怪路”で動作するのか?と今度はオシロでコレクタの足の波形を見たら、ベースに触ると丁度半波整流された波形がバッチリ出ている。
これなら使える(かもしれない)とジャンク部屋を漁ってケースを発掘しパドルらしきカッコウをでっちあげました。
【写真2】電話ケーブル接続箱と廃棄鍵 |
【写真3】組立中 |
【写真4】トランジスターを取付け |
【写真5】完成 |
運用した当局の条件
- キーヤ本体 3Vリチウム電池内蔵、PIC16F84Aキーヤ、プログラム自作。
パドル端子関係 端子をグラウンドに接続するとDOT/DASHを送出する。グランドに向かって約50μA流れる。 - 試験運用は自宅シャック内
- リグはFT-897D 5~100Wで電波の回り込みは無し(常用5W/100Wは固定局免許あり)
ちょっと心配な懸案事項
- 交流ハムの人体誘導電圧を入力にしているので、絶海の孤島とか、大平原の真ん中とか、大きな湖に浮かぶ手漕ぎボートの上とか、入力信号源(つまりノイズ)が無い場合動作するのか、判らない。
- 大電力運用では、電波の回り込みによる誤動作が起きそうに思う。
→トランジスタのB-E間にパスコンを入れれば対処できそう。
諸々ありますが、特徴としては
- 部品点数極小 トランジスタは手持ちを適当に選んだ。hfe を100と仮定して入力は0.5uAで良い事になる。
トランジスタは小電力汎用NPNが一個(Dot/Dashで2個)で充分。 - 完全無電源!!
- キーヤの回路によってはスイッチングできない場合もありそうです。
続き
丁度良い“ゴミ”を発掘したので、タッチパドルの小型2号機を製作しました。
ケース兼パドル本体はシャープペンシルの替え芯のケースです。
二つ並べ両面テープで固定し、替え芯の取り出し口にトランジスタを押し込みました。
慣れれば打鍵には支障無さそうです。ケーブルの引き出し口は、画像を撮影後、もう少し整形しました。(実は引っ張ったら線が抜けたので、修理するハメになった・・)
【写真7】ミニパドル |
【写真8】並べてみた |
その後の改良点など
- 高周波による誤動作軽減のため入力にパスコンを挿入した。
どうも必須では無さそうだが、精神的安定の為挿入・・・。 - AC誘導の検知感度アップのためトランジスタをダーリントン接続にしてみた。
同種Trの通常ダーリントン接続だとVbeがTr2個分(約1.5V以上)になりベースに触ってもオンしない事が多々あったため、Fig.2の接続ならVbeはTr1一個分の約0.7Vで済む。
増幅率が極端に上がる(筈)だが、案外それ程でも無いようにも感じる。
もちろん感度アップ効果はあるが。 - 出力信号がAC誘導波を半波整流した波形のため、これも気分的にBFなので平滑用としてFig.2のC2を入れた。(※要調整 この容量が小さければ出力に半波の歪?が出、大き過ぎればパドルから指を離しても出力が即時Hになりません。)
手持ちのキーヤでは、全機種が当回路を接続して全てがFig.1の回路で良好に動作した。
【図2】 回路図 |
さて、自作派を自認する皆様へお願いを!
もし、入手容易な部品のみを使い、無電源で使え、Fig.1以上の簡単な回路で“タッチ・パドル”を考案し、QSOで使ってるぞ、という猛者がおいでなら、ぜひ回路を公開してくださいね。
当回路は、あくまで私の環境下でPIC/TTLのキーヤには使えた、というレポートです。
【編集部から】
田島さん、ユニークな回路の発表ありがとうございます。思いついて、手を動かし、使える形に仕上げたことに敬意を表します。「ひょっとして新発明か」と思って編集部スタッフが知らべてみたところすでに同様のアイディアを発表された方がいらっしゃるようです。同じようなことを考えるかたはいるものですね。今後も、作品の発表をお待ちしております。(JA8IRQ)
(注)
韓国製タッチ・キーヤーより以前にweb上で確認されているものとして M0UKD John氏の情報があります。
M0UKD局のYouTube動画
2012/02/17に公開されています。なので製作はそれ以前と思われます。
ブログ記事はこちらで、2013/06/18に公開されており、前記のYouTube動画と丁寧な回路図が公開されています。
【小ネタ】 イヤホン用インピーダンス変換アダプタの製作
#1111 JA0IXX 赤羽 史明
単球トランシーバに使っていた古いクリスタルイヤホンが遂に壊れてしまい、仕方がないので普通のイヤホンをつなぐ為のインピーダンス変換アダプタを作りました。
トランスは秋月電子で売っている小型のST-75(10KΩ:600Ω中点タップ付き)を使いました。
二次側の片側だけ使うとインピーダンスは150Ωとなり、多少のミスマッチは有りますがFBに働いてくれます。最近のスマホ用イヤホン(インピーダンス30~40Ω)は音も良いし、クリスタルイヤホンより音圧も高いので、アダプタが有ればハイインピーダンス出力のセットでもFBに使えます。
3A5単球トランシーバの受信音が急に良くなったような・・・
【編集部から】
3A5単球トランシーバという、今では懐かしい名前が目に入ったと思ったら、ケースは米軍ジャンクBC610のVFO BOX(通称ベントー箱)ではないでしょうか。ずいぶんなお宝をお持ちで。
私は中学生時代(70年ごろ)にCQ誌のバックナンバーを読みふけっていましたのでなんとか知っております。(JA8IRQ)
【お知らせ】 QRPクラブからのお知らせ
#0678 JA8IRQ 福島 誠
関西ハムの祭典リポート
7月14日~15日、関西ハムの祭典が行われました。QRPクラブでも出展しました。斎藤さんから写真が届いておりますのでご紹介いたします。(キャプションありません)。
ハムフェア
おはようございます。JE1ECF斎藤です。
暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか。
今年のハムフェアは8月25~26日です。QRPクラブの場所はJ-18となりました。
(場所の地図のPDF文書を開く)
今年のJARL RP CLUBブースの内容は・・・
1.JQ1ZYGの公開運用
⇒クラブ機(FT-817)を持参し50MHzでQRVします。
CWを運用希望の方はご自分の愛用のキーを持参して下さい。
その場で発行(QRV者が記入)するQSLカードも準備予定です。
1.自作品の展示
⇒JA1IXI大和田さんより展示エントリーがありました。
他の方からのエントリーも大歓迎です。
1.小笠原JD1映像の公開
⇒JR1QJO矢部さんのドローンによる空撮です。
珍しい(世界初?)濱江丸の真上からの映像も見られます。
1.クラブの活動報告
⇒2017年QRPコンテストの結果、2018QRPコンテストの告知等を掲出します。
募集
会場に展示する作品を募集しています。
作品をお持ちの会員はja1@jaqrp.net(@は@に変換)あてご連絡ください。
【告知】ハムフェア恒例QRPerの集い
今年もハムフェア開催初日の 8月25日(土)18時から恒例のアイボールQSO二次回「QRPerの集い」を開催しますのでご案内申し上げます。
場所は例年と同じ線路、首都高沿いの銀座のお店です。
日時:
9月2日(土曜日)18:00から21:00まで
場所:
土風炉 銀座コリドー街店
TEL:03-3289-9888
東京都中央区銀座8-2 コリドー街1・2F
新橋駅から銀座方面に線路沿いに進んだところにあります。当日は皆さんをハムフェア会場からご案内申し上げます。
予算:
4K円の3時間飲み放題コースです。
参加方法:
個室の完全予約なのでお店には人数を知らせなくてはなりません。
参加表明は早めにJR1QJO・矢部宛てにメールしてください。
参加表明の締切を 8月17日 とさせて頂きます。
メールアドレス ichiro_yabe@nifty.com(@は@に変換してください)
ではハムフェア会場でお会いしましょう!
72
JR1QJO・矢部
編集後記&近況報告
#1099 JR7SOX 菊池 弘二
◆7エリアの北端にある県に住んでいるというのに今年はたいへん暑いです。
先日、ある国家試験の技能試験を受験してきました。
エアコンの効いてる大学の講義室内での受験だったのに暑さでボーっとして、最後は数分しか時間が残らずなかなか大変なものでした。
一ヶ月半前に受けた筆記試験はアマの知識に三相交流の分を追加して乗り切ったのですが、技能試験は難しかったです。
アンテナ工事で天井裏に照明が欲しいと思ったのと、室内のコンセントが不足気味なので、、、
編集後記&近況報告
#0678 JA8IRQ 福島 誠
◆ ひとつ上の近況を読んで、むかし、暑い夏にご近所のOMさんからワイヤストリッパーを借りてきて電線の皮をむいたり、輪づくりをしたりしたのを思い出しました。本屋の店員として2種電工の問題集を読んで、このくらいなら合格しそうだと思ったのが受験のきっかけです。合格しましたが、まったく使ってはおりませんが、お客さんに本をすすめるときの説得力が増しました。(やはりオーム社の10年問題集です)
◆ 私のもう一つの趣味はキューバ音楽で、最近は夏にコンサートを主催しているので忙しくしています。さらに本業でも大きな案件が二つ入って残業が続き、気が付くと会報の発行が12日遅れとなってしまいました。申し訳ありません。ハムフェアには顔を出しますのでよろしくお願いいたします。
◆ 8月号の原稿を募集中です。あなたの実験、製作、運用レポート、小ネタなどを8月25日ころまでに編集部あてお送りください。パソコンが苦手な方は福島あて直接の郵送でもかまいません。(住所はMLや紙版会報などで確認してください。)宛先は qrpnews@jaqrp.net (@は半角@に)です。