JARL QRPクラブ会報 2020年4月29日発行 vol.63-01

JARL QRPクラブ会報 2020年4月29日発行 vol.63-01

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JARL QRPクラブ会報 2020年4月29日発行 vol.63-01


No. 2020年4月号 目次 コールサイン 筆者
1 【運 用】 ミャークでウートゥトゥ疫病退散フーチゲーシの巻 JR3ELR/1 吉本 信之
(Nobuyuki Yoshimoto)
2 【製 作】 430MHz用缶テナ「NIGHT OF ATAMI」製作記 JP2LOA 原畠 輝美
(Terumi Harahata)
3 【レポート】 2019年 JARL QRP CLUB 全国集会 JN3DMJ 松本 貢一
(Koichi Matsumoto)
4 【お知らせ】 新役員・監査役紹介 JN3DMJ 松本 貢一
(Koichi Matsumoto)
5 【お知らせ】 QRPクラブからお知らせ JN3DMJ 松本 貢一
(Koichi Matsumoto)
6 【編集後記】 JN3DMJ 松本 貢一
(Koichi Matsumoto)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患された皆さま、および、影響を受けている皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
最前線で従事されていている医療従事者等の皆様に感謝申し上げます。

JARL QRP CLUB 役員一同


【運 用】 ミャーク(注1)でウートゥトゥ(注2)疫病退散フーチゲーシ(注3)の巻

#0033 JR3ELR/1 吉本 信之

難解な島言葉で始まる異次元の旅日記がはじまりはじまり。
2月28日から沖縄本島の未だその先の島、宮古島と大神島を含む3島に渡って宮古ブルーの海を堪能してきました。(写真1,2,3,4)

池間大橋
【写真1】 池間大橋

東平安名崎
【写真2】 東平安名崎

宮古ブルー
【写真3】 宮古ブルー

震洋掩体壕
【写真4】 震洋掩体壕

【宿打電】

初日は下地島の元ANA単身赴任寮1階のテラスからタコノキの葉にワイヤーを伸ばして打電し釣果は5W/26交信でした。(写真5)

下地島打電
【写真5】 下地島打電

翌日の宿は隣の伊良部島の佐和田の浜に面したオーシャンビューの宿の2階から眼下のタコノキにワイヤーを放り投げたアンテナで打電し釣果は5W/10交信でした。(写真6,7)

伊良部島オーシャンビュー
【写真6】 伊良部島オーシャンビュー

伊良部島打電
【写真7】 伊良部島打電

大神島は結界の島】
区長さん(今は自治会長さん)が前回2014年の渡海上陸のときから代替わりしました。島に着いたら今回も自治会長さんにお礼とご挨拶を済ませ、それから前回と同じで島の緊急ヘリポート用広場の東屋で打電を開始し釣果は2.5W/15交信でした。(写真8,9)

大神島遠見台
【写真8】 大神島遠見台

大神島打電
【写真9】 大神島打電

ここで一つ朗報です。よそ者を島に泊めない島のおきてが緩和になり、条件付きで島にひとつだけできた食堂(おぷゆう食堂)に泊まることができるようになりました。この条件とは平屋、二人部屋2室のみ。電柱と送電線が近いからノイズが出る可能性がある。小型船の欠航率が非常に高くうねりに翻弄される。この条件でも覚悟して行く方だけインターネットで調べて電話予約してください。(写真10) 但し、もう一つの島の掟、結界に絶対に立ち入らないことは厳格に継続しています。

大神島の渡船
【写真10】 大神島の渡船

【フーチゲーシとニククサラシ(注4)】

ここからの説明は題名にした海を渡って来る疫病との戦いの歴史です。
宮古4島の一つ池間島には宮古島に疫病が蔓延した時に池間島を封鎖し、疫病の侵入をはばんだ歴史があります。
添付は今回、来間島で出会った「フーチゲーシ」の作法の一つ「ニククサラシ」です。(写真11,12)

栗間島のニククサラシ
【写真11】 栗間島のニククサラシ

ニククサラシの中央部
【写真12】 ニククサラシの中央部

この島の集落は海面から30m以上垂直に隆起した崖の上にあります。外の島とは崖を切り崩して造った幅1m程の細く急峻な階段を降り、手漕ぎのくり船で往来していました。疫病と災い封じの結界を造る作法は、その道の入り口にありました。これに巡り合えたのも島の神さまとのご縁です。私も念入りにフーチゲーシをお願いして、前回の今帰仁の旅でご披露した防疫道具にフーチゲーシパワーを充填。今回最大の罹患地帯だった空港と、上海往復よりも長い機内3.5時間×2を無事突破して会報の記事を作っています。

de.JR3ELR/1

注1「ミャーク」の表音に漢字を充てたものが「宮古」。この島の人を意味します。琉球諸島最難解の宮古島方言を島では「ミャークフツ」の呼び名で年齢に関わらず誇りをもって使います。
注2.祭壇前で合掌し念じている行為をあらわす沖縄の中だけで通じる共通語です。
注3:「フーチゲーシ(扶乩返し)」道教系の呪術。疫病や災いをもたらす動物、人、目に見えないマジムン(妖怪・悪霊のたぐい)が集落に入ってこないように祈るシャーマン系の呪術の総称です。
注4.「ニククサラシ(肉臭らし)」逆縄(左縄)に牛や豚の肉付骨を挟んで集落から外に出る道の上に張って疫病やそれをもたらす人間や動物・昆虫を追い返す呪術の作法の一つです。節分のときのイワシの頭や本土の藁蛇(目撃した市川市や旧車力村ほか各地に現存)や吉野ケ里遺跡や悪石島の鳥居もこの系統の呪術の作法です。日本には海から人や昆虫が持ち込む疫病に辛うじて生き残った人たちが子孫に伝える恐れと戒めが各地に残っています。

【編集部から】

最近、やっと島に2人×2まで宿泊が許されるようになったということで「大神島」に興味を持ちインターネットで検索したところ「神様がいる島」とか「パワースポット」として出てきました。「おぷゆう食堂」も出てきます。厳格な島のルールがあり、「聖域」と呼ばれるみだりに入ってはならない場所が数多く存在するということで、難易度が高そうな島ですが、興味をそそられます。(JN3DMJ)

大神島新型コロナウイルスが収まるまで無期限島立ち入り不可 by JR3ELR/1


【製 作】 430MHz用缶テナ「NIGHT OF ATAMI」製作記

#0505 JP2LOA 原畠 輝美

2018年1月に昔懐かしいビールの空き缶で作った430MHz用缶テナ製作記です。
切っ掛けは2017年11月13日開催のQRP CLUB 全国ミーティングin伊豆多賀(静岡県熱海市)の夜の懇親会で飲み干された2Lビール缶を記念に頂いた物を流用しました。
製作に当たっては技術的な裏付けや立派な測定器が無いため、他人様のネット情報を頼りにお手軽に製作ました。

【材料】

まずは材料から…。
① 2Lビール空缶+キャップ お好きなブランドで。Hi. 樹脂製取っ手は不要。
② 真鍮製円板 1t×50φ Mコネクタの金属ソケット側が貫通するサイズの穴を空けます。(芯線側では無い)
③ 真鍮製中空パイプ 0.5t×5φ×30mm。1m物から4本切り出し。④のラジアルを受けるソケットの役目。
④ 真鍮製丸棒 4mm×250mm。1m物から4本切り出し。ラジアル部分
⑤ ゴムリング 10mm×15φ×30φ キャップと②のラジアル円板との絶縁用
⑥ なべ小ねじ M3×50mm(40mmでもOK)+ワッシャ+ナット。Mコネクタ芯とキャップを電気導通する材質。
⑦ Mコネクタ(オス)
⑧ 真鍮製円板1t×30φ 画像に無いですが缶キャップ内側に収めます。

材料
【写真1】材料

部材は空缶とMコネクタを除いて全て東急ハンズで揃えました。

ラジアル製作 ラジアル側
【写真2】ラジアル製作 ラジアル側

ラジアル製作 缶側
【写真3】ラジアル製作 缶側

どのような方法でも良いので②に対して③は水平に⑦は垂直を目指して、半田付けします。
⑦Mコネクタの芯側と③中空パイプが手前に来ます。
Mコネクタの金属ソケット部分を②の円板と半田付けします。余計な半田は後からヤスリ掛けで仕上げます。

【キャップ部製作】

キャップ部(裏から)
【写真4】キャップ部(裏から)

キャップ部(表から)
【写真5】キャップ部(表から)

キャップ内側の塗料をサンドペーパーで剥離します。
キャップ中心に穴を開けてM3ネジを通します。ガタが無いようしっかり締め付けます。
後から気が付いたので画像に有りませんがキャップ内径30φの真鍮製円板⑧を共締めした方が電気的にも安定性も良いです。

キャップ部内側
【写真6】キャップ部内側

缶側のスクリュー部内側もキャップと電気的に導通するよう、ヤスリとサンドペーパーで塗料を剥離します。

キャップとMコネクタ本体部分を絶縁するゴムリング
【写真7】キャップとMコネクタ本体部分を絶縁するゴムリング

キャップとMコネクタ本体部分を絶縁するゴムリングを取り付けます。

【Mコネクタ部製作】

Mコネクタ部
【写真8】Mコネクタ部

Mコネクタ部
【写真9】Mコネクタ部

M3ネジの先端とMコネクタ芯側と半田付けします。この時もキャップとのガタが無いよう注意します。

【SWR調整】

SWR調整
【写真10】SWR調整

キャップを含む缶部分と真鍮製ラジアル部分が絶縁されているか十分にテスターで確認して下さい。
逆にキャップと缶テナとMコネクタ芯部分との導通を同様に確認して下さい。
430MHzのSWR測定器が準備できる方はラジアルを切り詰めながらSWR1.5を確保してください。
測定器の持ち合わせが無い場合は参考として、ネット上の製作記事からMコネクタ中心から180mm~200mm程度らしい。

【完成】

完成品(運搬時)
【写真11】完成品(運搬時)

完成品
【写真12】完成品

運搬の為にラジアルを脱着式にしましたが、気にしなければ中空パイプと直接半田付けでも良いかもしれません。

【運用テスト】

2018年2月に愛知県北西部の自宅マンション8Fから280mW FMハンディトランシーバーで南西方向の三重郡菰野町尾高山(標高553m)から5W送信のCQ局に応答しRS59/52でした。うーんSWR怪しいかも知れませんね。

運用テスト
【写真13】運用テスト

運用テスト(交信相手)
【写真14】運用テスト(交信相手)

最後に缶テナの名称は熱海の懇親会に因んで「 NIGHT OF ATAMI(熱海の夜)」とか「福山モデル」とか勝手に呼んでいます。
Hi.
このような感じで他人様のアイデアを後追いしています。VY TNX 72

【編集部から】

身の回りの物を活用してアマチュア無線に必要なものを作るとか、立派な測定器が無くても作ってみるという発想はとても大切だと思います。280mW で
38km 飛べば立派です。ベランダのロケーションいいですね。VUのミリワット(1桁)、マイクロワットでQSOできそうです。(JN3DMJ)


【レポート】 2019年 JARL QRP CLUB 全国集会

#0650 JN3DMJ 松本 貢一

遅くなりましたが、2019年11月23日(土)~24日(日)に行われた全国集会についてレポートいたします。
場所は、兵庫県淡路市(淡路島)の「ゲストハウス花野」です。
参加者は、JA3JJE 南さん、JA3MJR 梶井さん、JA6IRK 岩永さん、JA6UG 高瀬さん、JE1ECF 斎藤さん、JP2LOA 原畠さん、JR1QJO 矢部さん、JR3DKA 大原さん、JR7HAN 花野さん、JS1BVK 山田さん(幹事・世話役)、JN3DMJ 松本の11名でした(順不同)(写真1)。なお、今回は全員クラブ員でしたが、この全国集会はクラブ員のみならず、QRPや自作に興味のある方などが参加対象となっております。

集合写真(2日目の朝撮影)
【写真1】集合写真(2日目の朝撮影)

「ゲストハウス花野」は淡路島の東岸、明石海峡大橋寄りに位置します。
写真2は、裏の海岸から北東方向、大阪・神戸方面の海です。大阪港まで50km弱あり、街は見えません。真東は大阪ではなく、関西国際空港(28km)になります。

裏の海岸から大阪・神戸方面の海を臨む(2日目の朝撮影)
【写真2】裏の海岸から大阪・神戸方面の海を臨む(2日目の朝撮影)

小生は都合により集合期限16時ぎりぎりに到着したのですが、JE1ECF 斎藤さんがQRVしていました(写真3)。なお、JA6UG高瀬さんは、集合前に、会場より4km南西の津名港横にて、7,024kHzで和文交信4局(リグ:4W、釣り竿VCHアンテナ、リチウム電池)の後、徒歩で会場まで来られたそうです。

裏の海岸でQRVの様子
【写真3】裏の海岸でQRVの様子

写真4が会場の「ゲストハウス花野」です。のどかな雰囲気です。

ゲストハウス花野
【写真4】ゲストハウス花野

写真5がゲストハウス花野の庭の夕景で、赤い「ゲル」が興味を引きます。なお、この時間帯は東浦の「花の湯」温泉組と宿の二手に分かれました。

ゲストハウス花野の庭
【写真5】ゲストハウス花野の庭

写真6は先ほどと同じ、裏の海岸の美しい夕景です。

裏の海岸の夕景
【写真6】裏の海岸の夕景

写真7、8が懇親会風景です。

懇親会風景

懇親会風景
【写真7、8】懇親会風景

懇親会の後は、買ってきたお酒とおつまみで2次会。QRP談議が繰り広げられました。恒例のオークションでは、ピコ21、幻の8044のワンチップキーヤー、未組み立てEQT-1など貴重な出品があり、遅くまで盛り上がりました(写真9)。また、JA6IRK 岩永さんが開発中の50MHz SSBトランシーバが披露されました(写真10)。

2次会の様子
【写真9】2次会の様子

JA6IRK 岩永さんが開発中の50MHz SSBトランシーバ
【写真10】JA6IRK 岩永さんが開発中の50MHz SSBトランシーバ

翌日は、朝食後解散となり、移動運用やグルメなど、自由行動となりました。
何人かにこの後の行動をお伺いしました。

JA6UG高瀬さんは、この後24~26日に、四国の室戸岬、足摺岬、八幡浜、佐田岬、九州の佐賀関で無線運用をされ、27日に宮崎にご帰宅されました。

JR7HAN花野さんは東浦バスターミナルで高速バスを待つ間、お隣の東浦ターミナルパークで「たこの姿焼き」(写真11)を召し上がられたそうです。前夜の残り物のビールにピッタリだったそうです。

東浦ターミナルパークの「たこの姿焼き」
【写真11】東浦ターミナルパークの「たこの姿焼き」

JP2LOA 原畠さんは、マイカーで淡路島一周移動運用(写真12)。淡路市佐野新島公園にて50MHz SSBで1局と7MHz CWで7局、洲本市洲本城周辺にて430MHz FM、50MHzSSBで各1局QSO後、南あわじ市(写真13)で宿泊され、翌日2エリアに帰宅されました。

JP2LOA 原畠さんの愛車
【写真12】JP2LOA 原畠さんの愛車

JP2LOA 原畠さんの愛車から南あわじ市の看板
【写真13】JP2LOA 原畠さんの愛車から南あわじ市の看板

小生は諭鶴羽山(淡路島最高峰、標高607.9m)に移動運用に行き、430MHz FM で和歌山県日高郡の1局とQSOしましたが、天気が悪くなりそうだったので下山しました。

淡路島最高峰 諭鶴羽山山頂
【写真14】淡路島最高峰 諭鶴羽山山頂

幹事・世話役のJS1BVK 山田さん、ゲストハウス花野のみなさん、ありがとうございました。
(写真提供:JP2LOA、JR7HAN、JS1BVK)


【お知らせ】 新役員・監査役紹介

#0650 JN3DMJ 松本 貢一

3月10日号でもお知らせしたとおり、2020年4月から3年の任期で新役員・監査役が選出されました。自己紹介を掲載いたします。

会長 #0725 JR1QJO 矢部 伊知郎

この度、会長を仰せつかったJR1QJO/矢部です。
事務局長、会計を経て、会長に立候補し、波いるOMさんを差し置いて伝統あるクラブの会長になった事に身が引き締まります。下手の横好きで今でも多くのOMさんから教えを頂く者です。
今回の立候補はアマチュア無線家の技量ではなく長年サラリーマンしていた経験から組織の調整役として皆さんに役立てればと考えた次第です。
私の生まれは1956年です。クラブと同じ年です。
現在はリタイヤして介護時々趣味の日々を送っています。

さて、私のアマチュア無線家の略歴を紹介します。
エレクトロニクスに興味を持ったのが米国在住中にオランダ・フィリップ社の電子工作キットを買ってもらった事が切っ掛けです。帰国してアメリカと交信したいのと、秋葉原の部品街に魅了され、ラジオ少年からアマチュア無線との流れで中学で免許を取りました。高校時代は無線三昧の幸せの日々を送ったものの、就職してからは忙しくなり、QRTとなりました。ただ自作への興味は衰えず、自作、キットの制作を細々としていました。

2003年、高校時代のローカル仲間のJE1RYH/尾崎さん(sk)に再開し、当時の「新宿QRP懇親会」に参加を通して当クラブの会員となり、開局時のコールで再開局しています。
自宅の庭が狭く、地形が窪地なので電波の飛びがイマイチですがキット制作や WSPR などで無線を楽しんでいます。

JR1QJOの工作室兼シャック
【写真1】JR1QJOの工作室兼シャック

副会長 #0696 JE1ECF 斎藤 毅

皆さん、こんにちは。#696 JE1ECF 斎藤です。
今期も副会長を仰せつかりましたのでよろしくお願いいたします。

自己紹介ということなので・・・・・。
開局は1985年12月です。コールサインのプリフィックス・JE1はオリジナルではなく、第一回再割り当てのものです。私は1969年生まれの現在50歳なのでおわかりいただけると思いますが・・・。よく、オリジナルJE1と間違われますがクラブの中では若輩者です。

QRPにはまるきっかけは、ミズホのMX-21Sです、当時、10Wのリグで呼べど叫べどできなかったJD1をMX-21Sに切り替え、コールしたところ、コールバックがあったそのときからミズホファンになり、QRPerとしてのハムライフを現在も継続中です。

少し先の話になりますが、2021年はミズホ ピコトランシーバーが誕生して40年になることから40周年記念 QSOパーティを企画してもいいかなあと考えております。
今年はFT-817(ND)、FT-818NDユーザーQSOパーティのルールを見直して継続開催したいと考えています。また、同様にIC-705ユーザーQSOパーティを立案していますが、実機の発売遅延やメーカーとの折衝を行っていませんので今年の開催は・・・。
また、2022年はヘンテナ誕生から50周年の節目の年です。時代は繰り返すわけではありませんが40周年同様にヘンテナを使用するコンテストを開催してもいいのではと考えます。

ハムフェアでは毎回自作品の展示を企画していますが今年は、QRP用コンパクトアンテナとして人気が高いGAWANTにならい、テーマを卓上アンテナとし、来場者投票によるコンテストを考えています。自作トランシーバーと異なり、誰もが参加できる企画だと考えます。
今期も「楽しむ」を発信していきたいと思います。皆さん、よろしくお願いいたします。

JD1に移動中のJE1ECF
【写真2】JD1に移動中のJE1ECF

事務局長 #0650 JN3DMJ 松本 貢一

4月から事務局長をさせて頂いている、JN3DMJ 松本 貢一です。1964年生まれ55歳の会社員で、住所は和歌山県、勤務地は大阪府です。
小生の開局は1998年で、まだ20年ちょっとなのですが、開局以来の21,000 QSOを全てQRPで運用しています。無線機の製作については、オリジナル作品よりも、キットの改造、組み合わせなどが多いのですが、25台製作しています。運用はコンテスト中心で、多くはありませんが国内で60回入賞しています(DXコンテストも少し)。QRPのDXとしては、2012年にARRLの「QRP DXCC」、翌年に「DXCC」(特記は付きませんがQRPで)を取得しました。ローバンドでは、1.9MHzのEHアンテナで400回以上QSOしており(もちろんQRP)、0.5WでのQSOも成立しています。
小生のQRPとの出会いは、開局よりずっと前、中高生時代に「初歩のラジオ」でアマチュア無線の連載があり、その中でQRPが紹介されていたことで、強く印象に残っています。開局は賃貸マンションでのFMハンディー機だったのですが、初QSOで「280mWです」と言ったら「QRPですね」とOMから返ってきたのも、今の道に進むきっかけだったのかもしれません。
電子回路との出会いとしては、小学生時代の電子ブロック、鳴らなかった2石ラジオキット、高校生時代の一応自分で設計したトランジスタラジオの製作です。無線機の製作は2000年にJA7CRJ千葉OM設計のTRX-602(50MHz SSB)と、併せてJH1FCZ大久保OM設計の「ポケトラ」(50MHz AM)を作ったのが始まりで、それ以来いろいろな回路に興味を持ち25台作ることになりました。
5W以下、自分で組み立てた、あるいは、手のひらサイズの無線機で、100km、1000km、さらには外国とQSO出来るのはやはり不思議であり、興味の深いことと思います。
当クラブとの関係としては「QRPハンドブック」(1996年発行)を読んだのがきっかけで、2000年に入会しました。地方在住のため、ハムフェア等への参加は2014年からで、2016年頃から毎回何か展示してもらうようになりました。
今後、役員としての活動を通じて、伝統ある当クラブを維持して次世代に引き継ぐとともに、QRPの魅力を発信し続けたいと考え、微力ながらクラブ運営のお役に立ちたいと考えております。
4月から(準備は2月末から)は、3年間不在であった事務局長の業務を通常に戻すことから始めるとともに、福島前会長からクラブ会報の編集人を引き継ぎ、今回、2回目の会報を発行させて頂きました。今後、他の役員と協議しながら、前述の考えに沿い、また、会員のみなさまに少しでも多くお楽しみいただける場を提供できるよう活動してまいりたいと思います。
前会長も同様のことをおっしゃっておられましたが、クラブは役員が企画して会員が楽しむものではなく、会員同士が発信、協力し合い、楽しむとともに外部に発信していくものと考えます。会員のみなさまのご協力なしには実現できませんので、よろしくお願いいたします。
ホームページを開設しております。最近あまり更新できていませんが、よろしかったらご覧ください。
JN3DMJ の QRP と自作のページ

2019年KANHAMで「430MHz FM トランシーバ」のデモをするJN3DMJ
【写真3】2019年KANHAMの当クラブブースで「430MHz FM トランシーバ」のデモをするJN3DMJ

監査役 #0662 JR7HAN 花野 峰行

引き続き監査役を務めることになりました。1955年4月生まれの65歳です。
1969年3月にJA9DTOとして開局しましたが、1978年から1979年頃に常置場所の移動でJR7HANになりました。アマチュア無線に興味を持った経緯については、前回の自己紹介(JARL QRPクラブ会報2017年4月号)に書きましたので省略させていただき、なぜ、今のコールサインになったのかの推測を書かせて頂きます。
私の場合、サフィックスが名字の一部(HANano)になっていますが、よく理由を聞かれます。コネを使って無理矢理頂いたという事実はありません。そもそも電波監理局にコネがありません。本当に、単なる偶然でそうなったのですが、その理由を推測してみると以下のようになります。あくまで推測ですが。

・誰か知らないが、JR7HAMをほしい人がいた。この人は、JARL経由の保証認定を経た申請ではなく、東北電監への直接申請をしていた。この人は(おそらく)東北電監にコネがあり、そこで一旦通常の処理(JARL経由の申請)が止まるように取り計らわれた。
・一方、私はJA9DTOの常置場所変更(富山県高岡市から岩手県滝沢村(現在は滝沢市)への変更)を北陸電監に届け出ており、その書類が、北陸電監から東北電監に届いていた。これも、通常処理の切れ目に処理する必要があり、順番待ちとなっていた。
・JR7HAMの順番となり、一旦JARL経由の処理を中断して、JR7HAMの処理が行われた。そこで、順番待ちになっていた私の書類がついでに処理された。このため、私の新しいコールサインは、HAMの一つ後のJR7HANになった。

という推理です。いかがでしょう?真相は今となっては分かりませんが。
私のアマチュア無線活動はほとんどが交信です。自作は、キット製作などは少しはしますが、あまり得意ではありません。主にHFのCWで運用していましたが、2011年の東日本大震災のあとのエネルギー事情の変化により、本業(地熱発電のための資源調査)が再び忙しくなってしまい、現在は無線で遊ぶ時間がとれない状態です。早く時間に余裕ができればいいなぁ、と思う今日この頃です。今後ともよろしくお願いいたします。

2007年10月21日のQRPエコデイ移動運用

2007年10月21日のQRPエコデイ移動運用
【写真4、5】2007年10月21日のQRPエコデイ移動運用。VCHアンテナ、KX-1に太陽電池パネル+バッテリーでの運用。

最近は時々固定局から運用する程度なので、こういうイベントがまたあればいいですね・・・

監査役 #0315 JE1UCI 冨川 寿夫

次回に紹介を含めた記事が載る予定です。


【お知らせ】 QRPクラブからのお知らせ

#0650 JN3DMJ 松本 貢一

★会員継続手続のご案内(お礼)

3月10日、22日の会報でご案内し、4月29日現在 273名の方に継続手続きをして頂いており、御礼申し上げます。
まだの方は、下記により、ぜひお手続きをお願いいたします。

===== 会員継続手続のご案内(3/10、3/22の再掲) =====

QRPクラブの会員は、毎年正員としての会員資格を更新するしくみとなっています。4月以降も正員であることを希望する会員は、QRPクラブのウェブサイトにある『新規入会・会員継続申込』から所定事項・近況報告をご記入の上、申込をお願いします。
住所やメールアドレスなど会員情報に変更がないかたは、記入を簡略化できるようにいたしました。また、申込時に連絡先のメールアドレスにメールを送ることでアドレスの記入ミスがわかるようにしました。

会員継続の手続きがない場合、4月より準員となり会報への投稿や会の活動への参加に制限があります。
なお、近況報告は会員の年1回の活動報告で、会員継続の条件でもありますので忘れずにお書きください。近況報告はメールニュースなど会報に掲載させていただくことがあります。
退会したいという会員は役員会あてメール(qtc@jaqrp.org @は@に修正してください)に退会届を送ってください。

● 会員継続手続きがエラーが出てうまくいかないというメールが時々届きます。どうもシステム上のエラーのようです。お手数ですが、時間をおいて何度かやってもうまくいかない場合は役員会 qtc@jaqrp.org (@は@に置き換え)までお知らせください。

★ QRPクラブに関する連絡先のメールアドレスは以下のとおり

◆ QRPクラブの活動全般についての質問、ご要望、ご意見は qtc@jaqrp.org (@は@に置き換え、以下同じ)までお願いいたします。このメールは役員と監査役に届きます。メールには役員から必ずお返事を出します。
◆ コンテストについての問い合わせ先はコンテスト担当へ contest@jaqrp.org
◆ アワード関連についての問い合わせ先はアワード担当へ award@jaqrp.net
◆ 会報への投稿などについては編集部へ qrpnews@jaqrp.net

(jaqrp.org と jaqrp.net の2つのドメインを使用していますので、お間違えの無いようお願いいたします)


編集後記

#0650 JN3DMJ 松本 貢一

◆ 4月から事務局長に加え、会報を担当させて頂いております。事務局長としての4月の取り組みとしては、会員継続手続の受付処理に関連して、例えば入会申し込みがあった時、メーリングリストに登録して Members List を更新するまで最短1日に迅速化したかったのですが、今回名簿を整理のうえ業務フローをシンプル化することにより、ほぼ実現できるようになりました。4月14日以後、Members List はほぼリアルタイムで更新しています。

◆ Members List に掲載している会員の Website ですが、リンク切れをある程度修正しましたので、クリックして頂くと、会員の最新の Website がご覧頂けると思います。小生も拝見させて頂きましたが、素晴らしい Website が多くあり、ぜひご覧頂きたいと思います。

◆ 会報についてですが、3月22日号は編集スタッフとして、本号は初めて編集人として編集させて頂きました。今回は、JR3ELR/1吉本OMの、最近ようやく2人×2まで宿泊が許されるようになったという超秘境の「大神島」を含む異次元の旅日記に始まり、JP2LOA原畠さんの初投稿が続き、全国集会のレポートと新役員・監査役紹介についてはどちらも複数の方から写真や原稿を集めましたので、お楽しみ頂けたのではないかと思います。今後も会報を充実させるために、ぜひ投稿をお願いします。

◆ 会員のみなさま、5月号の原稿を募集中です。あなたの実験、製作、運用レポート、小ネタなどを5月20日頃までに編集部あてお送りください。パソコンが苦手な方は JN3DMJ 松本あて直接の郵送でもかまいません。(住所はメーリングリスト、JARL会員局名録などで確認してください。)宛先は qrpnews@jaqrp.net (@は半角@に)です。(状況により、5月号を飛ばして6月号の場合もあります)
特に素晴らしい Website をお持ちの方、当クラブの Website は(個人の Website と比較して)ご覧頂いている方も多いので、ぜひ会報にも投稿してアピール頂きたいと思います。

以上、至らない点もあるかと存じますが、今後ともよろしくお願いいたします。


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